ちょっといいですか

バーのマスターから、『ゆうとくん』・『ゆうとくん』と言われている。しかも数回しか来店していないのに僕のことを覚えて下さっていて感謝しかない。そんなキャラクターも良いわけでもないし、料理で言えば薄味。とりあえず薄い印象しか出せていない。と思うし、爪痕を残すような会話もしていないのに、数回来店した僕を覚えてもらえて嬉しく思う訳です。ただ、僕の名前は『ゆうと』ではない。僕から漂う空気感から名前を付けてもらったのだ。

 

この前、ちょうど11月の下旬に、ちょっとした某試験が終わって、帰る道中にお店があるので、疲れてはいたけど、なんとなく軽い気持ちでお店を訪れた。その僅かな、ちょっとした縁みないな。軽い一言からブログ開設は始まる。因みに僕が生きてきて『マスター』なんて言葉を言ったことないから少し恥ずかしいし、違和感もある。そう僕はバーとか、お酒とか似合わない男性であるのは間違いない。

 

話を戻すとマスターが、ゆうとくんのブログとか読んでみたいわー的な発言を受けて僕は、これもちょっとした縁だよなと思いブログを立ち上げた。何かしたいわけでもなく、出来る自信もないけど、ただただ書きたいように書くだけ。エンたす挑戦わブログだったみないな感じなのです。

 

縁+挑戦=ブログ。

 

マスターは『ゆうとのヘラヘラ日記』にしようと言っていた。ブログの名前をね。

 

ちょっとした11月29日の朝。仕事が開始される8時30分。『ちょっといいですか?』この言葉を聞いて、僕の人生で良かったことはない。例えばマルチの勧誘・腕時計の営業・宗教の勧誘・某学会の公明党への投票指示による2時間の監禁。ちょっとどころかかなり悪い。この”ちょっと”ってクッションを持たせるのは良くない。仕事の出来ないポンコツの僕は気づく。あぁ怒られるなぁって。踊る大捜査線織田裕二なら『事件は会議室で起きているんじゃない現場で起きているだ!!』絶叫してたでしょう。仕事が出来ない僕は上司に呼ばれた。もちろん個室で会議室だった。仕事でミスってしまった。もう事件じゃない事故よ。医療監査ってデータを作成していたんですけど間違いだらけだと上司が言う。うん。間違ったのを気づいたら直すけど…。それが分からないから出来ないんだよなーって空で話を聞いてたら。やっぱ、態度に出るんだよね。火に油注いだよ。怒ってた。

 

なんで、そんなに怒るのか分からないけど。とりあえず怒られた。なんか仕事した気分になる。怒られた時間分だけね。実際は違うけど。こう、怒られる花形と言えば新人な訳ですよ。こっちは35年生きていますからね。社会人13年目。ビジュアル的ギリですよ。なんていうのかな。もう人気絶頂つーの。一時期のモーニング娘。AKB48的な黄金期かってくらい1強。戦国時代どこいったくらいに怒らる訳です。アイドルの人が13年でもアイドルをしようもんなら集大成的な、何かを成し遂げるパターンのやつ。平等じゃないね。そして、僕は社会人になったら勝手に怒る側にシフトしていくもんだと思ってた。でもこれは常に怒らるパターンだねって。周りの人。あっ同僚の人たちが優秀すぎ。僕ばかり怒られてヘラヘラしている訳です。

 

無能、すべてにおいて完璧に。これが僕に与えられた生き方なのかもしれない。

そして、ちゃんとデータ取って作り直しました。喜んで出来た資料を持って行く。そんなことしか出来ないのだから。その喜々とした態度に上司はどう思っているのだろうか。