本を借りたお話

僕のブログを読んで頂いた方から本をお借りした。お名前もお顔を知らないし、貸した方も僕の事を知らないのに、僕におススメをしたい本があるからと本を貸してくれるとか、なんて優しい人なんだと思った。女性の貧困って問題になっているけど、僕は女性関係の貧困。さらに人間関係の貧困に陥ってしまっているために不思議な感覚を覚えた。まとめるとモテない、友達が居ない人間って事なんだけどね。そう。孤独死に向かって一直線に進んでるのです。ブレていない。完璧すぎる程の一直線なのです。生き方も真っ直ぐの方が良いのだけど僕は一直線に生きていないし出来ていない。

 

そんな僕の本を借りる行為。経験も無いので正直に言うと本をお借りするのは少し気を使うなぁって思った。借りている身分で偉そうな言い分を使う僕は人間的にダメな部類に入るだろう。もし良いとダメの境界線があったら、間違いなくダメな人間側に居る。

 

いつものバーでマスターから本を手渡された時に本をクルっと一回転させた。表紙と背表紙と裏側と見たんですね。裏側にBOOKOFFってシールがあって、僕はなんか安心した。この安心したって理由は、その本を乱雑に扱うとかじゃないよ。本は丁寧に読むし。安心感の理由は、その人間ぽさがあって良かった的な感情を僕は抱いた。ひょっとしたらその本が絶版本の可能性もあるけど。なんか安心したんです。

 

ただただ、本を貸して頂いただけなのにブログのネタになってしまうのは、僕には友達も居ないし、僕にそんな事をしてくれる方が居ないからだと思う。自分の認識と世間のギャップに驚いている。これって普通の事なのかさえ分からない自分が居る。それは誰かから本を借りるって事が分からないのです。人間の繋がりが希薄だから、本を借りるって文面からすると僕は図書館が思い浮かぶのです。でも、今回は貸して下さった相手がいる。しかも、貸してくれた方が僕は誰だか分からない。貸して下さった方も僕を知らない。そんな状況でも立場を変えて考えた時に僕は行動に移せるだろうかと真剣に考えたら答えは出来ないだった。そう思うと凄い方です。つくづく思う。

 

基本的に勉強も出来ないし算数は苦手なくせして性格は打算的に生きている僕はダメなんだろうと改めて思った。あらゆる場面で自分のダメさ加減を教えてくれる世界があって素敵って思うようにする。

 

そうそう。お借りした本。しっかり読んでいます。また、ブログで読書感想文でも書こうかなって思っています。その方が良いと言ってくれるなら。

 

場合により続く可能性も。

~続く~…かも。