クソみたいな話とクソみたいな休日出勤

休日出勤をしていた。なんでも大きな検討会があり、僕の会社が使われるらしいので、機材準備や不具合の対応に備えて出勤してくれとの要望だった。要望を出した人から、偉い人が来社するので、リクルートの機会にも繋がるからと言われて、僕の部署からも1人出勤して欲しいというか、僕に出勤しろという。

 

リクルートの機会」その言葉を忘れるなよと僕は思った。相手がニンジンをぶら下げるならと、僕もすぐに動いた。採用コンサルを入れているので、コンサルの方に連絡を入れて、土曜日だが空いてるか確認をした。答えはOKだった。ニンジンをぶら下げた人に、採用コンサルも準備しますよって僕が言ったら、要望を出した人は、焦って。手のひらを返したように僕に言い放った。

 

「自分の関わりの検討会で場所を会社が貸している状態なので、当社の採用コンサルが居るとなると話が変わってくる」とトーンダウン。コンサルはNGになった。そうなると僕が聞いていた話と、そもそも変わってくるのだ。話を変えたのは、お前じゃんと思う。話が変わってくるじゃなく、変にニンジンをぶら下げるから、ややこしくなるのを理解されていないようだ。そして、当人はクソみたいな話の持っていき方で、人を動かそうとするから面倒になることを知らないようだった。

 

当日、リクルートの機会と言ったニンジンぶら下げ人間は、僕を徹底的に排除した。僕を事務所から出ることを許さないように仕組まれたなと思う。僕は会社内の案内とか、通り道でも良いから立って接点を持とうかなと考えていたけど、それも叶わなかった。

 

検討会の定刻1時間前に、会社の別の人から、参加者の飲み物等の買い出しに社用車を使用すると言われ、社用車の管理も僕の所属部署が管理だったので、事務所に居なければならなかった。溜まっていた仕事は捗ったけど、ニンジンぶら下げ人間にモヤモヤした。

 

率直に手伝いをお願いしますと言えば良いだけだったと僕は思う。変にリクルートの機会になどと、ニンジンをぶら下げて話を出すから、僕の気持ちもモヤモヤする訳で、最初から手伝いのために人手が居ると言ってもらえたら。取り組む気持ちが違ってくるのだ。

 

僕の中の「信頼の貯金」をニンジンぶら下げ人間は使い果たした。基本的に僕は仕事や作業をなんでも受ける。とりあえずチャンスだなと思うから。でも、会社内で、こんな組織や人間が居ると思うと、断ることも大事だと痛感させられる。もっと考えて行動した方が良いのかもしれない。

 

クソみたいな一日だった。