こちらとはどちら?

日本に住んで37年目を迎えようとしてます。僕は海外に行ったことがないです。今までずっと日本です。日本から出たことがないのです。の割りに日本語つって難しくないかと思う。生粋の日本人なんですが。

 

ちょうど昨日。常に仕事ではバタバタしているのですが、合間を縫って求人の仕事でもある求職者さんへ連絡を入れるっていう作業をしてました。その方とは連絡は取れずにメールを入れた。その後、何かのタイミングで自分のデスクから離れることになり、戻ってきたら付箋のメモがあったんです。メモの内容は、「○○時頃また、こちらからお電話改めてさせてもらいます」と。冷静になって考えたら、メモの書き方も悪いが、僕の読解力の無さも加速させ、忙しさの中で瞬間的に電話の受話器を持っていた。コールが鳴る。そしたら電話切られたよね。

 

どうやら、「こちら」の「こちら」は当方ではなく、先方との意味だったようで。メモを書いて下さった先輩から注意を受けました。先輩から休職者の方も働いてらっしゃるから的な発言を受けて、うん。知ってるって僕は思った。知ってるよ。○○時の時間だったから焦っていたのもあるんですよ。

えーっ!でもメモの書き方も悪いじゃん。こんな書き方だと勘違いするじゃんつって心の声が漏れる。でも言えなかった。軽くパニックです。電撃イライラ棒かよつって。細心の注意を払いながらもアウトでビリビリきた。もう地雷踏んじゃってるじゃんつって。

 

この不毛とも言える寸劇が僕の日常にある。というか。職場では不毛な寸劇しか繰り広げられていない。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」とチャップリン氏は言う。いゃ。悲劇でしかない。この展開に喜劇的要素を取り込むには無理すぎる。もはや、メモのダイイングメッセージ。名探偵コナンばりの推理をしないといけないのだ。

 

一事が万事こんな感じで日常が流れる。僕は会社内でコナンくんの「あれれれぇっ??こんなところに~」みたいなことをされる。犯人側に立っている僕。常に追い込まれる側に居るのだ。怒られる花形が新人であるように。常に花形みたいな。喜びどころがない。僕は

 

言語とは非常に難しいものである。外国語を話せるようにしたいと思っているけど、今の僕には日本語だって厳しいと言わざるを得ない。国語の勉強でもしないといけないかも。人間の言ってることとか、表情とか、実は僕。よく分からないんですよね。あぁーあ。なんか生きづらいです。