大学に行った話

大学に行った。大学という場所はとても小綺麗な施設で少し驚いた。最近の若い方が、ワークライフバランスとか、キャリアのために会社を選ぶ気持ちも分からなくないよなつって、こんな恵まれた施設で数年間、勉強なんぞしようもんなら、そんな気持ちが出てきて当たり前のように思った。

 

学校訪問という形で僕は大学のキャリアセンターという場所に訪れたのです。キャリアセンターの担当者にプレゼンのような形で話をする。新卒者の就職に関する話をしたわけです。採用コンサルタントを導入しているので、会社の採用代行をしている方と同行した次第。

 

初めてづくしなので、かなり戸惑いがあった。ほとんど、採用代行して下さっている方がパンフレット等を出しながら、話をして下さってアピールをする。キャリアセンター側の方もメモとペンを持って対応して下さったが、そのメモとペンを活用することなく面談の機会は終わってしまう。爪痕を残したいつって願望が僕の中にあったが無念にも何も出来ず、手も足も出ず。

 

僕は大学側と面談を行うにために同行する前日に大学HPを見まくった。就職先関連のパーセンテージを覚え、新卒者だけじゃなく、既卒者のキャリアもフォローすると書かれていた。今回、訪問した大学は、新規開拓。今まで当社に入職した実績がない大学だった。僕は、新卒者じゃなく、既卒者でもキャリアセンターを活用する方がいれば是非とも~と、へりくだりながら糸口を見つけるために必死だったが、「既卒者は、活用しない」と嘘か本当か分からない、ご回答を頂いた。きっつ。めちゃくちゃにキツい、お言葉。

 

そして、HPには入社実績として、当社と類似企業が実績に載ってあったので~。とジャブを入れる僕。実際に会社名も出して、その辺りの話を相手の方に振る。担当者は希望者は少ない1~2名だと言う。HPには卒業生は90名くらいいると書かれていて、志望者は1~2名。キッツ。なに?このシャットアウト感。まだ、警察の職質の時の方がウェルカム感あるぞつって思いながら話を聞く。無念すぎる。そして、時間が流れる。

 

そもそも、需要があるのか。学生にどんな性質や特性があるのか。その辺りの質問もしないといけなかったのですが、先方の担当者にピシャリと抑え込まれてしまう。「あきんど」舐めんなよ。名刺を貰ったので、今日、ばっちりメール入れて、今回限りとならないように粘り強くいく。その辺の事務の人間なんかより泥臭く生きていきている。力強さはないけど。反省点を活かして、粘るのみである。

 

まとめると抑え込まれた空気感を変化させるだけの力が今の僕には無かった。まだまだ力不足。出来ることなら再度チャレンジしたいと願っている。知恵が出ないなら汗を出せばいい。汗も出ないなら泥臭く散って終わっても良い。だって新規開拓なんだもの。リベンジマッチを開催しようと計画中である。倒れてもタダじゃ起きないように入念に計画を練って行動するだけ。

今年37歳、年収400万円の男性の価値とは

婚活に参戦することになった。時間とお金の無駄を考えても婚活ほど無駄な活動って無いと断言できる。つまらない人間である僕が、つまらない活動だよねって思うんだから、相当つまらないと思う。時間とお金をかけて手に入れることが出来るのは結婚出来るかもしれない相手っていう不毛さにバカバカしくなる。バカ×2である。

 

僕にはきっと無理だよなぁつって。どっかで諦めている。時間とお金を無駄にする活動をしないといけないと思うと憂鬱がすごい。嫌だ。どうやら、親は安心が欲しいらしい。この一言で全てを察して欲しい。相手の方には、迷惑な話だとつくづく思うのですけどね。結婚は出来る人がすれば良いと思うし、無理な人は無理で寂しい人生を送るしかないのだから仕方ない。だって、僕には魅力ないんだもん。

 

一応、活動報告も兼ねて参戦している感じを出すために自治体がやっているサイトに登録する。なんでも独身証明書なるモノが必要らしい。この紙切れを貰うために、お金を出さないといけないと思うと屈辱的だ。独身を証明しないといけない。その紙にお金を払ってなにになるんだよって感じる。まず心が折れたよね。婚活やっている人は凄いよね。僕には無駄な紙にしか思わない。

 

そんでもって、近くの市役所に行った。平日に有給を活用して。マジで時間と有給の無駄。市役所で独身証明書が欲しいですつって言ったら、本籍地はココかと質問。違うと僕が言ったら本籍地でしか発行されていないらしい。本籍地は遠い。そして行くのが怠い。車を乗っていかないといけない。もう、心が折れているのに更に折られたよね。

 

この時点で既に怠いが勝っている。というか、婚活のスタートラインに立てていない。躓いているじゃん。書類の準備段階で躓いている。人に会うとかしんどいのに。更に書類準備しないといけないとか面倒じゃん。止めようかなぁつって思う。

 

今より若い時はない。今が一番若いのだ。もう、おじさんだけど。なんか結婚は無理な気がする。そんなに僕って条件が良い人間じゃないし。1人で孤独死する未来もちゃんと考えているし、未婚による未来の予想と想像に不足はないと考えている。

婚活を目の前に少しビビってるかも。自分の条件で相手に判断されるのだから。逆に僕も相手の条件で相手の方を判断しないといけないのだから。この活動の意味が分からないんですよね。

 

そもそも結婚って好きだから出来るもんだと思うんだけど。違うのかな。とりあえず、婚活しないといけないぽいんで必要書類を準備はしようと思います。なかなか大変だなと思いながら。

こちらとはどちら?

日本に住んで37年目を迎えようとしてます。僕は海外に行ったことがないです。今までずっと日本です。日本から出たことがないのです。の割りに日本語つって難しくないかと思う。生粋の日本人なんですが。

 

ちょうど昨日。常に仕事ではバタバタしているのですが、合間を縫って求人の仕事でもある求職者さんへ連絡を入れるっていう作業をしてました。その方とは連絡は取れずにメールを入れた。その後、何かのタイミングで自分のデスクから離れることになり、戻ってきたら付箋のメモがあったんです。メモの内容は、「○○時頃また、こちらからお電話改めてさせてもらいます」と。冷静になって考えたら、メモの書き方も悪いが、僕の読解力の無さも加速させ、忙しさの中で瞬間的に電話の受話器を持っていた。コールが鳴る。そしたら電話切られたよね。

 

どうやら、「こちら」の「こちら」は当方ではなく、先方との意味だったようで。メモを書いて下さった先輩から注意を受けました。先輩から休職者の方も働いてらっしゃるから的な発言を受けて、うん。知ってるって僕は思った。知ってるよ。○○時の時間だったから焦っていたのもあるんですよ。

えーっ!でもメモの書き方も悪いじゃん。こんな書き方だと勘違いするじゃんつって心の声が漏れる。でも言えなかった。軽くパニックです。電撃イライラ棒かよつって。細心の注意を払いながらもアウトでビリビリきた。もう地雷踏んじゃってるじゃんつって。

 

この不毛とも言える寸劇が僕の日常にある。というか。職場では不毛な寸劇しか繰り広げられていない。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」とチャップリン氏は言う。いゃ。悲劇でしかない。この展開に喜劇的要素を取り込むには無理すぎる。もはや、メモのダイイングメッセージ。名探偵コナンばりの推理をしないといけないのだ。

 

一事が万事こんな感じで日常が流れる。僕は会社内でコナンくんの「あれれれぇっ??こんなところに~」みたいなことをされる。犯人側に立っている僕。常に追い込まれる側に居るのだ。怒られる花形が新人であるように。常に花形みたいな。喜びどころがない。僕は

 

言語とは非常に難しいものである。外国語を話せるようにしたいと思っているけど、今の僕には日本語だって厳しいと言わざるを得ない。国語の勉強でもしないといけないかも。人間の言ってることとか、表情とか、実は僕。よく分からないんですよね。あぁーあ。なんか生きづらいです。

上昇志向の無さは逆豊臣秀吉かよ

僕の事務所は本部から離れている。公道を渡ってすぐの場所に仕事場があるのです。事務所は出たら目の前が公道で、敷地内って概念が無い場所に位置しているのです。普段から事務所から本部。本部から事務所に帰るってバタバタと行き来している。

 

とある日の午後。事務所からパッと出た僕の耳に入ってきた言葉。「ヒカキンの豪邸に住みたい」つって中学生くらいでしょうか。制服を着た女の子が3人で横並びで歩いていました。どの話の流れでヒカキンの豪邸に住みたいのか知らない。その女の子たちは、テクテクと歩き去っていった。

 

分かる。もう少し言えば、ヒカキンの豪邸に住みたいじゃなくて、お金が欲しいってことなんだと思う。このぶら下がり思考。嫌いじゃない。成り上がりの逆。矢沢永吉かって。因みに矢沢の永吉さんは、歌は知らないけど、「成り上がり」つって本が出ています。

 

このぶら下がり思考たるや、逆豊臣秀吉かよっていうくらいの上昇志向の無さに僕は静かに笑った。普通に考えてみて、豪邸に住めるように努力するつってことが学校教育の場じゃないのかな。知らないけどね。学校で何を教えるのか。僕も結構なぶら下がり思考の持ち主だと思うから。

 

そんなことを思っているとヒカキンって結婚したっけとなった。あんまりテレビもYouTube見てないから分からないけど。僕の中でYouTubeの全盛期は12年前くらいがピークで、最近は全く見てない。どうも5年前くらいのYouTubeがテレビと同じ匂いがしてきたので手を引いた感じ。僕は家にテレビないし、不便とも思わない。

 

中学生は結婚の話をしていたんだと。あくまでも、お金の話じゃなくて、結婚の話をしていたんだと思う。そう思うと怖くなった。婚活かよって。好きになりそうな人を選んで結婚する罰ゲームみたいな思考は怖い。普通に。婚活って逆なんだよな。結婚もしてない僕が言うのも変だけどね。好きだから結婚出来ると思うんだけど。

 

そう言う言い訳をしている僕に最近プレッシャーが。親である。近頃というか今年になって威力を増して。婚活・婚活の大合唱である。もちろん、結婚した方が良い可能性が高いけど、無理にするもんでもないよなと。普通に怠いし。好きでもない人に両人が判断するわけなんですから、一言で言えば地獄ですよね。

 

そんなことを思う月曜日の朝でした。仕事もたるいけど頑張ってやっていこうと思います。豪邸に住めるようにね。労働をしますよ。僕は。

就職活動とは面白い活動だよね

最近は求人の仕事を任されている。求人だけじゃなくて面接も人事担当という名で僕が責任を持って担当している。明確な引継ぎや指示などない。とても困っている。本当に合っているか不安になりながら面接を行っているのです。

 

就活。学生さんにとって重大なイベント。就職活動。僕は就活したことないから分からないけど、とても大変らしい。なんか文章書いたり、自己PRを作成したり、志望動機を考えたりと、色々なことを考えないといけないみたいですね。でも、僕は思う。就活つって面白いなつって。ちょっと不謹慎だけど、就活を頑張って得れるモノが、労働をする権利ってことが面白い。

 

その会社で労働する権利。働かないといけない権利を得るために頑張るって。もちろん良い会社で良い給与や良い福利厚生がある会社に入るには、頑張らないといけない。やりたいことや自分の未来とか考えたら頑張るしかないけどね。もっと何か魅力を伝えないといけないよなって思う。

 

目標と目的を混ぜるな危険。僕は、ずっと「あきんど」だった。商売人。ブラック小売業でキャリアをスタートさせた。もちろんバイトから社員にしてもらった。小売店の店長までさせてもらいました。僕の場合。小売店、店長の目標は、売上を上げて、お店を円滑に回すこと。目的は、買ってもらった商品で、お客様が豊かになること。パートさんやバイトさんが活き活きと仕事と生活の両立を出来るようにすること。これは、僕の中での正解。小売店の方は、それぞれ正解があると思う。この目的と目標を混ぜて考えると危険だ。若い方に知ってもらいたい。目標と目的を混ぜて考えたらダメだよ。

 

例えば、童話の「桃太郎」の目標と目的は?

桃太郎の目標は、鬼を懲らしめること。目的は、鬼を懲らしめた後の村などの平和にあると思う。

 

学生さんは、目標と目的を混ぜないようにしてもらいたい。入社してからの「ガチャ」なる言葉もある。配属ガチャ・上司ガチャなど。でも、目標と目的を意識していたら、あんまりガチャ要素がないと気づく。

 

今は、あんまり聞かなくなったけど。ノルマという言葉。最近は、目標数字みたいなズルい良い方をしている。僕が仕事を始めた時くらいが、ノルマと目標の過渡期だったように思う。今、知らないけど。ノルマって言葉を使う会社とかあるのかなって思う。基本的に僕も同じだけど、大人はズルいのだ。

 

就活を頑張った先に労働の権利があるのが面白く、目標と目的を持てば、ちゃんとキャリアを前進させられると思う僕です。

革靴からの暴力

革靴が合わないのか靴擦れが治らない。インソールを入れたり、足首周りの保護シートを貼ったりしたのですが痛い。試行錯誤した結果。僕の革靴の内側部分カスタムを完成したところ、インソールが上手くセットできずに、足首周りの痛みと擦れは無くなったが、次は踵が擦れて痛くなった。もはやキリスト。右頬を打たれたら左頬を差し出しなさい。くらいの精神で肉体的にもキリストの教えが僕の体の中に入っているようだ。

 

足首周りが擦れて痛いなら踵を差し出しなさいつって。

 

重複しちゃうけど。足首周りの靴擦れは収まったが、次に来たのが踵。踵が痛い。歩く度に擦れる感覚がある。足首を意識するあまりに踵にダメージが集中している。踵部分なので血は出ないけど腫れてしまっている。この残念すぎる事態に僕は革靴のカスタムを止めた。結局は今現在。普通に履いている。キリストが自力で生き返ったのと同じように革靴も自力復活状態になった。せっかく安いインソールと保護シートも無駄だったのです。

 

習うより慣れよ。もう精神的な問題。自力復活のキリストと同様に僕の革靴もノーカスタム。復活を果たした。革靴の執念を感じる。革靴から、お前、何やっても無駄だよつって言われてる。僕の革靴なのに革靴に僕が支配されている。不甲斐ない。この何をやってもダメだった時の感覚。悔しい。僕が買った革靴なのに。でも、捨てれない。買い替える選択肢がない。だって、もったいないもんつって、謎の理論を繰り出している。そう簡単に買えるわけでもないし。そう言い聞かせて頑張って履いてる。

 

自分に合う革靴って、どうやって探すものかしらと考えるけど、結構難しい。良いお値段の革靴を買う方が良いのかな。それとも、カスタム用品の値段をケチったのが悪かったのか。答えは出ない。痛い足を庇いながら今日も歩く。

 

とにかく痛いのだけは伝わって欲しい。というより、次は自分に合う革靴の選び方を学ばないといけない。毎回、新しい革靴を買うと靴擦れを起こしてしまう。革靴って、こんなもんなの。かなり疑問。というより疑問しか出てこない僕。解決策がないし。

 

なんだろう。僕の今の意識は革靴から逃れられない。凶器化している僕の革靴。なんか革靴に意思を感じてしまうくらいに革靴の暴力だ。1日を乗り切るとダメージを受けた踵。夜になると触って感謝をしている。ある意味、自分を大切にする時間を持てている。新しい感覚が出てきて不思議な気持ち。

エスカレーターとカレーに負ける

大人を通り超えておじさんになった僕。子供の頃は大人って大きい人だと思っていたけど、実際に大人と言われる年齢になってみても、実感は湧かないものでして、未だに社会の迷子になっています。

 

街をふらふらしていたら子供を見つけた。だからといって声をかける程のことでもない。エスカレーターで遊んでいた。手すりにしがみついて、足場のレールみたいなところに足を乗っけて足を交互にエスカレーターの動きと併せて進んでいた。「エスカレーター内では遊ばないように」的な機械式オペレーションも無視して。そんな現場を見ていたら、そういえば僕も子供頃にやっていたよなって思った。何が楽しいんだろかと思っていたら、自分が大人になっていることに気づいた。

 

ウィンズに向かう僕の前を歩いていた若い男性と女性。大学生でもなさそうな若さ。話を聞いていたわけじゃないけど、急に耳に入ってきた。「カレーは週7でいける!!」と男性。この、「いける」=「食べれる」がなんのアピールなのか分からない。カレーは週7でいけるがウケるなら、僕も使う。だけど、きっとウケない。それならカレーは2日は普通に食べて、3日目はカレーうどんにすると良いんだぁと僕は言う。と思う。そんなことを思う僕は、その2人よりもつまらない人間なのかもしれない。

 

この街というダンジョンをふらふら目的もなく彷徨っている。日常の切り取りを盗み聞きをし、盗み見をしながら歩いている。ゲームならパーティで仲間が加わるはずだけど、未だに1人で遊んでいる。

 

エスカレーターもカレーも万能である。めちゃくちゃ役に立つのだけど、ここまで生きてきて、僕が役に立ったことなんてあるのだろかと考える。エスカレーターの偉大さと便利さ、カレーの作った後のラクさという偉大と便利さを僕は兼ね備えていない人間なような気がした。

 

図にするとエスカレーター≧カレー≧僕という図式が成り立ってしまう。何になら勝てるのだろうか。勝つという表現も違うような感覚もあるけど。僕には、なんでも負けそうな雰囲気がする。

 

つまらない人間が考える、つまらないこと。結局はどうやって、つまらないモノをつめるかの作業なのかもしれない。楽しそうにエスカレーターで遊ぶ子供もカレーは週7でいけると言った男性と女性の会話も価値があるんだと思う。ただ、それが僕には面白かっただけ。

 

大人。大変なことがある人だと僕は思う。大人になると面白いことも多いけど、子供よりは大変なことが多い気がする。考えること、やるべきことが増えている。