僕は死んでないだけで生きていない

どうだっていいかなって僕は思っている。世界のこと、世の中のこと。もっと自然に。もっと安心に生活できるようになって欲しい。僕は死んでないだけで生きていないような気もする。全然なにをやってもダメな人間だけど。思うことはある。あるからって何かしようとも思わないし、出来る元気もないのが事実だ。以下の文は僕の思っている不思議を書き連ねてみた。正しいとか正しくないとか分からない。でも、僕が感じ取ってしまっているモノだと思う。

 

コミュニケーションツールは増えたけど、コミュニケーション機会は減っている。コミュニケーション能力を求めるわりにコミュニケーション能力とは何かという定義が曖昧だ。

リモートやオンラインという言葉が飛び交うが、人間のコミュニケーション能力は一定のままだし、SNSでの誹謗中傷が話題になるけど解決策は見つからない。専門家は大勢いるけど、地球上の問題は増え続けている。薬は沢山あるのに健康状態は、ひどく悪い。猛スピードで運転して、すぐ怒り、他人のせいにする。そして、夜更かしをして起きた時には疲れている。

ビルは高くそびえて立っているのに、人間の気は短くなり。道路は整備されて広くなっているのに視野は、すこぶる狭い。お金は使っているが、得るモノは少なく。情報は足りているようで足りていない。しかし、不足しているように見えるだけで実は溢れている。モノの考え方は多様性を持たないといけないが偏見はなくならない。

世界や宇宙まで行けるようになったのに近くの人やモノの大切さを理解していないし、トラブルもなくならない。より便利になったが時間は無く、学歴は高いのに品やセンスは低く、知識は多いのに決断は少なく、計画は増えているが、何一つ成し遂げていない。理想は高くなったが意識は低いままだ。 

権利ばかり叫ばれ、義務は果たさない。他人には求めるが自分からは与えない。そして、他人への要求は高いが、その人自身の価値は低い。持ち物は増えているが自分の価値と得るモノは減っている。喋りすぎるが聞くことをしないし、理解をしようともしない。

急ぐことを覚えたが待つことを知らない。昔より大きい規模のことが出来るのに今をより良くすることをしない。嫌なことは増えたが良いことは少ない。任されるが信頼されず、怒られても褒められない。悪いところには目をつけるのに人の良いところを探そうとしない。

僕は、こんな世界で生きている。僕だけじゃなくて。みんな。

 

以上。

ゆうと