性自認なのか

終業時間の30分前に僕は急いで郵便物を出しに庶務課に行った。ちょうど庶務課の位置は受付の裏側にあって、受付の前を通り、左折したところに入口がある。受付では、おじいちゃんが居て、なにかの説明を受けていた。僕は説明を受けている、おじいちゃんの後ろを通る形で庶務課に入った。

 

かなり前に、このブログの記事で郵便物が送付出来ないと僕は書いたことがある。重さを測って切手を貼るだけなんですけど、料金が足りないという理由で郵便物を送り返されることが多々あった。今は若干の改善傾向を見せている。分からない時は、多めに切手を貼るという手段で。難なく郵便物の処理を終えて事務所に帰る。受付を通り過ぎる時に受付の人とおじいちゃんの会話に驚いた。

 

声を聞いてみると、おじいちゃん、みたいな、おばあちゃんでした。

危ないつって。軽く判断したらダメだつって。世の中。おじいちゃんみたいなおばあちゃんが一定数いるし、おばあちゃんみたいなおじいちゃんがいる。突然変異的に出てくるのかなと、僕は1人にやけた。年齢によるものだろうか。すごく疑問。

 

もう少し、この現場に居たかったけど。仕事もあるので足早に僕は、その場を去った。この後の展開が気になるけど。

 

というのも僕は20代の頃に、将来おばさんになるかもと恐怖を抱いていた。実際に小売店店長時代にパートさんに「僕、将来おばさんになったらどうしよう?」と、意味不明な、お悩み相談を真剣にしていた。当時、僕の質問にパートさんは爆笑してたけど。そんな相談を仕事中にされたら困るよなと思いながら。

 

でも、なぜかって。

 

当時、身近にいる、おばさんの代表格が、「おかん」だったから。おかんの独特なオモロさは異常だから。絶対に誰でも1つは、おかんのオモロトークは出来る話題であると僕は思っている。あの突拍子もない言動に不安と恐怖を僕は感じていたのです。

 

今、考えると当時から精神的にバグっていたのかもしれない。この時から、心療内科へ通ってたのかな。もう10年以上前になるけど。忘れちゃった。

 

おじいちゃんみたいなおばあちゃんを見て、フラッシュバック!!

なんか当時のことを思い出してしまったのです。まぁ、フラッシュバックじゃないけど、本当に体調が悪くなる時は、フラッシュバックみたいな幻聴と幻覚がある。特に夜の寝ている時に夢か何か分からない、同一の風景と会話が聞こえてしまうんですけどね。

 

おじいちゃんみたいなおばあちゃん。

おばあちゃんみたいなおじいちゃん。

認識ってあるのかな。それが気になっただけです。